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2011年4月22日金曜日

「ザ・本とインターネット」ソーシャル読書セミナー

docomo smartphone loungeで開催された「ザ・本とインターネット」セミナーに参加しました。

語り部は、書評ブロガーで有名な、データセクション株式会社の橋本大也さん。

東日本大震災の後、はじめての開催ということもあり、
サブテーマが「この危機をのりこえるための読書 Read For Japan」。

原発、放射能、津波、復興、災害などをキーワードにした書籍の書評を紹介してくださいました。

橋本大也さんは、震災の直後、Amazonで、上記のキーワードの本を大量にまとめ買いしたそうです。
で、震災後に読まれた本が約50冊。

以下、橋本さんのお言葉で印象深かったものを幾つか。

●放射能の被爆によるガンでの死亡率は、現在のガン死亡率と照らし合わせると誤差の範囲。

 東日本で、今後30年の被爆量は、1~100ミリシーベルトに収まるという見解。
 1ミリシーベルトで、10万人中、5人がガンで亡くなるという統計。
 10ミリシーベルトだと、10万人中、50人。
 100ミリシーベルトだと、10万人中、500人。

 現在、死亡原因の1/3がガン。10万人中、33,333人。
 なので、30年後にガンで死亡する方は、被爆による影響を加味しても、
 33,338人(+5人)~最大33,833人(+500人)。

 これを誤差と言ってしまうこともできるが、この+5人を誤差と捉えないことが大切で、
 現在、必死に東京電力の方々をはじめ、関係者ががんばっていることを忘れてはいけない。

・・・といきなり、重たい話題から始まったのですが、この後は、

●三陸海外は、約50年ごと大津波に襲われているけど、三陸海岸だけでなく、
 東京湾内も注意が必要。「八重洲」「梅田」(埋田)という地名は要注意。

●危険を感じたら、とにかく逃げること。
 人は誰もが自分だけが大丈夫と思っているけど、そうではない。

●一人で逃げるより、家族で逃げると生存確率が約2倍に。

●ソーシャルメディアに接している人ほど、助かりやすい。

●震災は、経済の傾向を加速させる。
 関東大震災後の東京は震災前より経済が発展したが、元々、上昇傾向にあった。
 阪神大震災後は、経済が停滞したが、関西地区の経済が下降傾向にあったから。

災害ユートピア
 震災の後、治安が乱れて略奪やレイプが発生したことは実際には「無」。
 よりモラルある行動になり、社会性が高まるのだけれども、メディアの勝手な思い込みにより、
 一方的なデマ情報がマスメディアを通じて流れるのが諸悪の根源。

●サードマン現象

問題解決力は、知らないことを知ること
 とにかく色々なことに触れ、多くの方々と知り合うことで知見を広げることで、
 色々な問題に対処できるようになる。

●『防災ゲームで学ぶリスクコミュニケーション』
 クロスロードによる答えはなくて、みんなで決めたことが答えらしい。
 この本がすっごく気になったので、後で、Amazonでポチっとします。


docomo smartphone lounge
http://www.dcm-spl.com/
http://www.dcm-spl.com/event



防災ゲームで学ぶリスク・コミュニケーション―クロスロードへの招待/矢守 克也

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Amazon.co.jp

2011年4月18日月曜日

『ライト、ついていますか』

大学生の頃に出会った『ライト、ついていますか』。




東日本大震災から数日後に、AR三兄弟の川田十夢さんがBLOGで読み返したことを書かれていて、facebookでは、以下のようなコメントを残しました。


  『ライト、ついていますか』、僕も学生時代に出逢い、
  行き詰まったら読み返している愛著です。
  僕ができることを見定めるべく、改めて読み返して
  みます。いつも、ありがとうございます。


僕も、改めて、『ライト、ついていますか』を読み返して感じたことを少しだけ・・・。

東日本大震災から1か月が過ぎ、原発問題や、菅首相のリーダーシップに対する不信感等々、色々な「問題」が騒がれています。

『ライト、ついていますか』の中で、度々、出てくるフレーズが「それは誰の問題か?」です。

自分が住んでいる神奈川でも余震が続き、不安が解消されることはありませんが、震源地近くの映像が流れる度に、こちらの様相とは程遠い、非日常な不安な毎日が続いていることを「間接的に」感じます。
自宅から数分の「川崎市とどろきアリーナ」にも、震災直後から100名以上の被災された方々が避難され、暮らしています。
震災から1週間後くらいの週末。バスで、被災者の家族(3世代家族)の方々と一緒になり、話し声が聞こえてきたのですが、「4月からは、あの小学校に通うんだよ」「お兄ちゃんは、あの中学校に通うんだよ」という声が聞こえてきて、同級生と一緒に卒業(終業)できなかった切なさや、新学期に対する不安とかを背中越しに、この時ばかりは「直接的に」感じました。

それまでも少額ですが義援金の募金とかをしていましたが、何かをしなければと思い、翌日、とどろきアリーナに支援物資として何が必要とされているか?を聞きに行きました。答えは「缶詰」でした。
衣類は、古着でなく、新しいものが欲しいとのこと。阪神大震災の時も、そうだったようですが、古着が使われないまま、多く残ってしまったのこと。とどろきアリーナにも、その時点で、すでに多くの古着が山積されていました。善意で持ってきてくれる「古着」を断る訳にもいかず、かと言って、他人の古着を着るには躊躇があるのも、自分ごととして考えてみると理解できます。
まず、とどろきアリーナにいる被災者の方々に、自分ができることとは「缶詰」を届けることだと思い、自宅に戻るも、普段、缶詰を食べないので、もちろん家にありません。スーパーに行っても、買い溜めの影響でしょうか、缶詰は一切なく、結局、缶詰を届けることはできませんでした。

何もできなかったことに落胆したものの、数日後、とどろきアリーナに関する被災者掲示板で、救援物資が事足りて、現時点では余るだけなので、しばらくは救援物資が必要ないとの発表がありました。
僕自身は何もできず落胆していましたが、多くの方々が「缶詰」や「新しい衣類」等を届けたからであり、周りの方々を信じて、僕自身ができることを見つけるのが全体最適だと実感しました。

『ライト、ついていますか』の中でも、「他人が自分の問題を自分で解けるときに、それを解いてやろうとするな」という一節があります。

「自分は何を解いているのか?」、つまり、「問題は何なのか?」「自分の問題の本質は何なのか?」を自問自答しながら行動していく、読み返すことで、そんなモードチェンジするきっかけとなりました。

これからも、これまで同様、行き詰まったら読み返す愛著であり続ける一冊になりそうです。



ALTERNATIVE DESIGN ++ (AR三兄弟 川田十夢さん)
東北地方太平洋沖地震について
http://alternativedesign.jp/2011/03/are_your_lights_on/


<本書の内容>
第1部 何が問題か?
第2部 問題は何なのか?
第3部 問題は本当のところ何か?
第4部 それは誰の問題か?
第5部 それはどこからきたか?
第6部 われわれはそれをほんとうに解きたいか?


2011年4月15日金曜日

結婚12周年 (その1)

結婚して、早12周年。
ウチの両親がうさぎ年で、今年、年男・年女。
・・・と言うことに、今頃、気づきました。

あっという間の12年だったので写真を見ながら振り返ってみます。


●1999年4月14日 (結婚1年目)

妻と入籍しました。
結婚式は、4月24日でしたが、入籍は、ちょっと早めに。
妻が25歳までには結婚したいという希望から、妻の誕生日である4月15日の前日に入籍。

結婚して、初めて親元を離れました。
横浜の実家を離れ、会社がある小田原に引越し。
横浜からの2時間の通勤時間が30分になり、喜んだのも束の間。
半年後には、会社が経営不振により解体され、田町のNEC本社の勤務に。
2時間30分の通勤時間と、実家通いより、さらにキツイ日々になってしまいました...。


●2000年 (結婚2年目)

デジカメを購入したのが2000年みたい。
この年から写真のデータが残ってます。
新しい会社にも慣れ始め、北海道旅行に行ったりしてたみたい。
どこでもいっしょのトロが懐かしいです。

$岡本克彦のブログ-2000

岡本克彦のブログ-2000-2

岡本克彦のブログ-2000-1


●2001年 (結婚3年目)

僕らは友達より少し早めの結婚だったので、この年くらいから友達の結婚ラッシュとなったようです。
自分ごとなんですが、振り返ってみると、「あぁ、そうそう!」って感じで、他人ごとのように思えるから不思議ですね。

岡本克彦のブログ-2001-2

岡本克彦のブログ-2001-1


●2002年 (結婚4年目)

この年の写真は笑顔が多いですね。
いつもは家でゲームばかりしているのに妻と外でデートしたり、友人たちと花火大会に行ったり、仕事でもゲームショウに行ったりと、プライベートも仕事も自分らしく楽しんでいたみたい。
9月末に取得した遅い夏休みで、宮城や岩手に旅行に。
今回の東日本大震災で被害にあった地での楽しい想い出が蘇ります。
楽しさを感じさせてもらった分、今度は、僕らが恩返しをする番です...。

岡本克彦のブログ-2002-8

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●2003年 (5年目)

小田原から武蔵小杉に引っ越したのが、この年みたい。
2時間30分の通勤時間が1時間弱になりました。

実家のある横浜の近くに引っ越してきたこともあり、昔から馴染みのある場所に行ったりという、またーりな時間を過ごした記憶があります。
通勤時間も短くなり、そして、またーりとした結果、太り始めました...。

妻は、関東地方の全県さえも言えないくらい地理に弱いのですが、高尾山に行った時は、富士山やアルプス山脈と同じくらいの山だと思い、ハイキングの前夜に、お姉ちゃんに電話し、遭難して、もう会えなくなる可能性があるかも...って電話してました。

あと、まだ、この頃は自分も含めて子どもがいなかったので、友人夫婦と花火大会を見たりというのが毎年の恒例になっていました。子どもが産まれてからは、なかなか、夜に集まったりできなくなったのは、少し寂しいですね。

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続く・・・。

2011年4月13日水曜日

モードチェンジ

今週から、リストバンドのカラーを1年半続けた「黒」から「赤」に変えました。

モードチェンジ!

キモチを引き締める「黒」。
キモチを高揚させる「赤」。

この2年間は、前進していたからこそ、敢えてキモチを引き締める「黒」。
それでバランスを保っていました。

新年度になり、仕事のミッションも代わり、少し活動を抑えなければならない現状。
だからと言って、キモチや行動が内向きになるのはNGなので、キモチを高揚させる「赤」。
これでバランスを保っていきます。

来年は何色のリストバンドをしているんだろう?
それを考えるだけでもワクワクします。



Colantotte(コラントッテ) ワックル ループサポーターライト 石川遼プロ愛用/磁気/...

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2011年4月12日火曜日

ココナッチ、到着!

ずっと気になっていたソーシャルロボット「ココナッチ」
当初はWindows対応だけで、Macは非対応。この度、念願のMac対応がされ、すぐにAmazonでポチっとして購入。
そんなココナッチが今日、届きました!

コミュニケーションを生業としているので、コミュニケーションガジェットは気になるし、それだけでなく、銘菓のひよこを想像させる、食べたくなっちゃうくらいのかわいさに惹かれていました。

仕事では、文字や写真だけでは伝えきれないキモチをケータイで伝えるべく、まだ、デコメが登場する前の話になりますが、
N505iSでは、文章の内容や絵文字に連動して、アバターの目や口が動いて、多彩な表情と音声でメールの内容を伝えてくれる「フェイス機能」
N901iSでは、文章の内容を解析して待受画面に、どのような内容のメールかを感情アイコンで表現する「感情理解メール」を企画して搭載したりと、その後の機種で搭載したアプリケーション含めて、コミュニケーションをサポートすることに注力してきました。
僕のライフワークなのだと思います。

一昨年からtwitterやfacebookなどのソーシャルメディアが注目される一方で、KY(空気読み)という若年層を中心とした世代特性も注目されるようになりました。
みんなと繋がりたいし、伝えたいキモチもあるんだけど、繋がり“方”や伝え“方”がわからないというジレンマとギャップ

このような中、言葉だけでは十分に伝えきれない、伝え方がわからない、また、相手の存在やキモチを感じていたいというニーズに応えるアプローチのひとつが「ココナッチ」だと思います。

相手からツイートが届いたら、自分のココナッチがぷるんぷるんと身体を動かしながら、光ってお知らせ。相手の温かいキモチをあたかも表現しているように、暖色のオレンジ色で光ります。
ツイートをもらったら、facebookのいいねボタンのような感覚でココナッチをプニプニするだけで、相手にココナッチが代わりに、ココナッチ語で「見たよ!」というような感じのメッセージを送ってくれる。
この後、ゆっくり、相手にメッセージを書いて、ちゃんと自分のキモチを伝える。
メッセージをもらったら、タイムリーにプニプニ、そして、丁寧に温かいメッセージを返すというプロセスを踏んだコミュニケーションスタイルを愛おしく感じた、ココナッチの初日でした。


ココナッチ
http://www.coconatch.com


��おまけ>
“携帯付きカメラ”ではなく“カメラ付き携帯”を~開発陣が語る「N505iS」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/0312/22/n_san.html

ZDちゃん、もといITちゃんがしゃべった!~「N505iS」のフェイス機能
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/0312/12/n_itc.html

中に“教授”が入ってます──「N901iS」の“感情お知らせメール”
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0506/20/news025.html

“N”FOMAのターニングポイントになる──開発陣に聞く「N901iS」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0506/22/news067.html

「N901iS」開発者インタビュー
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/interview/24469.html



ココナッチ - ソーシャルロボット/ユカイ工学

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2011年4月9日土曜日

DVD『風の谷のナウシカ』

東日本大震災により、安全なエネルギーとされていた原発が一変して環境問題に。
これまでの認識が正しかったのか、それとも間違っていたのか。
そもそも、環境をコントロールしたことの代償なのか。

このようなことを考えていたら、観たくなった『風の谷のナウシカ』。

瘴気を出している腐海の植物も、綺麗な水と土では瘴気を出さない。
人間の欲望による戦闘や環境破壊、環境コントロール等の結果、善悪が逆転。
環境破壊の被害者である腐海が、加害者扱いされる事実。

環境コントロールの技術も数十年の研究によるもの、
環境破壊からの現状回復も数十年が必要、
ただし、環境破壊は一瞬。

風評被害による二次災害も発生している原発事故。
グリーンエネルギーへの代替までの年月と、それまで化石燃料による環境破壊。
その中、原子力発電は、正しいのか、正しくないのか。

自分の中で、答えは、まだ、見つかりません...。


風の谷のナウシカ [DVD]/島本須美,納谷悟郎,松田洋治

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