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2012年7月17日火曜日

DVD『アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋』

katuhiko0821-アントキノイノチ


昔、プロレスファンだったこともあり、タイトルに惹かれてレンタルした『アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋』。(でも、猪木派ではなく、馬場派でした。)
映画の放映に先駆けて、2011年11月にTBSでドラマスペシャルで放映された作品。

遺品整理業者「クーパーズ」に、原田泰造演じる佐相の入社当時のエピソード。
誰もが他人に理解されず、自分だけで抱える悩みや拘りを持っており、その閉塞感や寂しさに触れられる物語。佐藤江梨子が演じる瞳の「はぁ、がんばっているのになぁ」という一人っきりの部屋での、誰にも届かない独り言が寂しすぎたし、色々と考えさせられました。


ドラマスペシャル『アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋』
http://www.tbs.co.jp/antoki-prologue/

2012年7月16日月曜日

映画『スープ〜生まれ変わりの物語〜』

有楽町を歩いていたら見つけた昔からあるような映画館「スカラ座」を見つけて、ぶらりと入って観た映画『スープ~生まれ変わりの物語~』。
昔ながらの映画館、落ち着いて映画を楽しめる雰囲気がいいですね。


中学生(15歳)の娘を残して、いきなり訪れた死。
あの世で、前世の記憶を残したまま、生まれ変わりの時を待つ死後の人々。
生まれ変わるためには、伝説のスープを飲めばいい。そうすれば、生まれ変わり、また、新しい人生が始まる。だけど、娘のことを忘れたくない、そして、娘に会いたいと願う父。前世の記憶を残したまま生まれ変わる方法に辿り着き、そして、生まれ変わった父。

全盛の記憶が戻ったのは、それから16年後。父が16歳の高校生として、31歳の結婚式を間近に控えた娘と再会。
勇気を振り絞り、娘の前に立つ父。娘に「あなたのお父さんから預かったメッセージがあります」と語りかける父。結婚式の当日、父のことを知るはずもない高校生から語りかけられ、最初は怪訝そうな表情を見せる娘。だけど、高校生の格好をした父から語りかけられる言葉に涙する娘。
「あなたのお父さんは、(娘の)友達の万引きに居合わせた時、あなたは万引きをしていなかったのに、お父さんは怒りましたね。友だちからも、あなたは関係ないから怒らないでと言われながらも、ついつい、あなたを怒ってしまったことを、お父さんはずっと後悔していました。」
「そして、もう一つ、“結婚、おめでとう”」。

たった一つの気持ちを伝えられずに、相手と永遠に別れることになったら、どんなに辛いだろう。それが、最愛の家族であれば尚更のはず。

この瞬間が永遠に続く訳でもなく、もしかしたら、急に途絶えるかもしれない。(そんなの嫌だ...。)
この瞬間を大切に生きることを改めて教えてくれた作品でした。

あっ、そして、スクリーンの中の娘が高校生(の父)に涙した時、僕も泣いちゃいました...。


『スープ~生まれ変わりの物語~』公式サイト
http://www.soup-movie.jp/




2012年7月15日日曜日

Future Innovation Cafe「森林再生」カフェ

$katuhiko0821-森林再生


企業間フューチャーセンターLLP主催のFuture Innovation Cafe、第37回のテーマは「森林再生」。

今回は、株式会社トビムシ、ワリバシカンパニー株式会社の代表取締役 竹本吉輝さん、コクヨファニチャー株式会社 加賀谷廣代さんをお招きしました。お二方の活動を紹介していただき、その内容についてダイアログを通じて「森林再生」について考える場。

お二方共に、「間伐材」の有効利用を通じた森林再生について、多くの活動事例や考えを紹介してくださいました。


間伐材 wikipediaより
間伐材(かんばつざい)とは、森林の成長過程で密集化する立木を間引く間伐の過程で発生する木材のことである。間伐材は、小径木(末口14cm以下)は、杭などの土木用材として利用されていますが、中目材(末口径16~22cm)は、効果的な活用方法がなく、建築用途の需要が少ない。しかし、カラマツなど樹種によっては、長さ4mで末口径22cm以上のものは、大断面集成材用ラミナや内装材として利用されるようになってきている。今後、人工林の成熟により、さらに中・大径木の建築用途への利用が課題となる。


ワールドカフェの各ラウンドの問い
Round1. 竹本さんの話を聞いて何を感じましたか?
Round2. 加賀谷さんの活動について、どう思いましたか?
Round3. 多くの人が森林に関心を持つために、今後、どうしていきますか?


森林の成長過程で、育ちのよい木々の成長を妨げないように、陽が当たるように間引かれる、つまり、伐られてしまう間伐材。間伐材は十分に成長していないが故に質的な面で用途需要が少なく、市場売価より、配送費用等によるコストの方が高くなってしまうため、森林に放置されてしまう。
この間伐材に付加価値を見出して、活用している竹本さんと加賀谷さんの活動。
例えば、間伐材を利用した割り箸「和RE箸」。
割り箸の大量消費による森林破壊が問題視されていますが、それは南米等の自然を「破壊」して製造される割り箸だから。「和RE箸」は日本の間伐材を利用。日本では年間250億膳の割り箸が消費されますが、捨てられる間伐材、それも日本の間伐材だけで、250億膳の割り箸の消費を満たすことが十分にできるとのこと。偏った報道や知識が、正しい活動を許容させづらくしている悲しい実態...。

森林の話を聞き、そして、参加者とダイアログをしていたら、「木」と「人」、「森」と「組織(会社)」を同様に感じるようになってきました。

密集した木は陽が当たらず十分に成長できない。画一化された未成熟な木にしかならない。
木を成長させるためには、陽を当てるために、木(間伐材)を伐ることで、森をデザインする必要がある。
個性を伸ばすために、組織をデザインすることの大切さ。
「効率」を求めるために画一的な従業員を作り出すのではなく、個々人の能力を発揮させて「効果(価値)」を最大化させることの大切さ。

一方で、陽を当てるために、間伐材的な役割を果たす方もいる。伐られて終わりでなく、付加価値を見出して、陽を当てられた方とは違う「効果(価値)」を生み出す仕掛け作り。

そして、木と同様に、人はすぐには育たない。
木を育てるためには森のデザインが不可欠で、同様に人を育てるには組織のデザインが不可欠
だと気づかせてくれた場でした。


株式会社トビムシ http://www.tobimushi.jp/
ワリバシカンパニー株式会社 http://warebashi.com/
コクヨファニチャー株式会社 http://www.kokuyo-furniture.co.jp/

2012年7月10日火曜日

『2時間でおさらいできる日本史』(石原拡親)

小学生の頃、大好きだった日本史。毎月1冊ずつ発売される『学習まんが少年少女日本の歴史』を発売日に買うために、学校から帰ってきたら、まっしぐらに書店まで自転車で突っ走った思い出。とにかく、発売日が待ち遠しい日々でした。

それから30年弱の月日が経った今。
ヴィレッジヴァンガードで見つけた『2時間でおさらいできる日本史』。
昔の日本史好きの血が騒ぎ、・・・とは思いつつ、マンガでなく文字という不安もありながら「2時間でおさらい」というコピーに惹かれて購入。
そして、2時間ではなく、見事に1か月を要して、ようやく読み終わりました...。ふぅ (´Д`)ハァ…

やっぱり歴史って面白いですね。歴史は繰り返されるということがわかります。
また、歴史は積み重なっているということ。
上述した『学習まんが少年少女日本の歴史』も、小学校の頃は全20巻でしたが、今はバブル時代も描かれた21巻目が発刊されているし。『2時間でおさらいできる日本史』も、2010年12月発行なので、菅直人内閣までが描かれていました。

それにしても、小学生時代の印象は強く、登場人物は『学習まんが少年少女日本の歴史』のキャラクターを思い浮かんでいました。

ちなみに好きだった歴史上の人物は、桓武天皇、徳川吉宗。あと、あんまり鮮明な記憶はないのですが、原敬。人物像より、初めての政党内閣というのが印象深かったのかな?


2時間でおさらいできる日本史 (だいわ文庫)/大和書房

�680
Amazon.co.jp


学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)/小学館

�19,898
Amazon.co.jp



まんが日本史 (当時、日本テレビ系列で放送)



2012年7月9日月曜日

Future Innovation Cafe「就活・採用」カフェ

katuhiko0821-就活・採用カフェ2

2012年 7月 5日(木) 18:30-

企業間フューチャーセンター主催のFuture Innovation Cafe、第36回のテーマは「就活・採用」。

リーマン・ショックや311以降、あらゆる価値観の再定義が進む中、広がるセルフブランディングと社会貢献(地域デザイン)への参画。個人と社会に大きな注目が集まる中、昔ほどの依存度がなくなりつつある企業(・・・というより終身雇用制度かな?)。働き方も再定義が進む一方で旧態依然の名残が強く残る「就職活動」。共に社会の一員である学生と企業人。学生から見た「就職活動」と、企業人から見た「採用」について、学生と企業人、それ以外の方々も交えてワールドカフェ形式でダイアログを実施。


ワールドカフェの各ラウンドの問い
Round1. ぶっちゃけ、「就活」って、どう思いますか?
Round2. 「就活・採用」の制度がたった今、日本から無くなりました。あなたなら、どうしますか?
Round3. まったく新しい「就活・採用」の形を作るとしたら、どのようなものがよいですか?
Round4. あなたが、新しい「就活」に対して、やってみたいと思うことは、どんなことですか?


今回も多くの気づきを得た場でした。

そもそも、最も身近な血縁関係である「子ども」でさえ、授かるかどうか、また、男の子か女の子かさえも選べない。そう考えれば、就活/採用という短期間でのマッチングで最高の結果を得られるのは奇跡とも言える。だから、「失敗」を前提とした採用&雇用の仕組み、つまり、転職や異動がしやすいとか、プロジェクト単位での雇用制度にするとか、
もしくは、長期間を要してマッチングを確認し合えるような就活/採用期間にするとか、そんな自由度が求められている気がしました。

日本では就職イベントや転職イベントと銘打って、多くの企業が一同に介する風景が日常ですが、欧米では、学生たちが集まり、個々人がアピールする場があることを初めて知りました。そこに企業が集まり、求める人材を探す。
片方向の仕組みだけでなく、欧米のような仕組みも普及して、双方向に求め合える場が広がれば、ステキだなと感じました。きっと、数年後には、そのようになっている気がします。なんとなくですが、確信に近い想像。


当日のダイアログ(対話)風景やアウトプット

ダイアログ(対話)風景
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.406923196009488.78507.169601343075009
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.407224129312728.78597.169601343075009

各グループのアウトプット
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.407225452645929.78598.169601343075009